現在、これほどまでに、クレジットカードが普及したのは、なぜなのでしょうか?もちろん、支払いが便利であるということはもちろんだと思います。また、その背景には、年会費無料クレジットカードの充実という現実があることも抜きにしては考えられないと思います。しかし、逆説的ですが、年会費無料クレジットカードが、これほど普及している現在、次は、いったい何を基準にしてクレジットカードを選べば良いのでしょうか?
まず、考えられる選択のポイントは、付帯サービスとポイントサービスだと思います。
主な付帯サービスには、次のようなものがあります。
●国内・海外の傷害保険
●ショッピング保険
●クレジットカード会員のためのサービスや割り引きサービス
●ドライバーのためのサービス
旅行によく行く人、特に、海外旅行が趣味の人、仕事で頻繁に出かけるという人などは、国内・海外への旅行保険が付帯されているカードがいいと思います。一方、あるデパートで、よく買い物をする、または、あるホテルによく宿泊するという人なら、そのデパートでの買い物が5パーセント引きになる、ホテルの宿泊代がお得になるというようなサービスが付帯されているものがお得だと思います。
また、ショッピング保険というのは、そのクレジットカードで購入した品物が、破損したり盗難にあってしまったりした場合に、保障してくれるというものです。あるいは、ドライバーのための付帯サービスとは、車をよく運転する人にお勧めのものです。ガソリン代が値引きになるというカードもあります。
近年、クレジットカードが急速に普及してきた理由のひとつとしては、旅行、特に、海外旅行に行く人が増えたということがあげられるかもしれません。普段の買物には、クレジットカードを使用しないという人でも、海外でのお買物には、クレジットカードを用意するという人は多いでしょう。または、何か思わぬ支出があるかもしれないからと、お守り代わりに持っていくという人もいるかもしれません。
旅行、特に、海外旅行の場合は、金額がかなりの高額になりますので、それをクレジットカードで支払えば、相当なポイントを期待できるという利点もあります。また、クレジットカードには、たとえ年会費無料クレジットカードであっても、かなり高額の旅行保険が付帯されていることが多いというメリットもあります。
具体的には、どうなのでしょうか?年会費無料クレジットカードの中で、旅行保険があるものとしては、例えば、楽天カードがあります。(傷害)死亡・後遺障害で保険金は2000万円です。傷害治療費用は200万、疾病治療費用は200万、賠償責任は2000万、携行品損害は20万(ただし免責3000円)、救援者費用は200万円となっています。
楽天カードの場合、以前は、「自動付帯」といって、カードを持っているだけで(つまり、そのカードで旅行代金を支払わなくても)保険が適応されました。しかし、2007年7月から、利用付帯に変わってしまいました。このように、申し込むときには自動付帯だったのに、申し込んだ後に、途中で一方的に変更されているというケースも多々あります。ですから、カード付帯の保険を期待している人は、出発前にきちんと確認しておいた方が無難です。
また、クレジットカード選びのポイントの一つ、おそらく大きな決め手となると思われるのが、入会費・年会費が無料の「年会費無料クレジットカード」ではないでしょうか。「年会費無料クレジットカード」であっても、年会費がかかるクレジットカード並みの旅行保険がついているものがたくさんあります。旅行好きの人には、カード選びの大きなポイントとなるでしょう。
ただし、この旅行保険ですが、これには2つの種類があります。利用付帯と自動付帯です。自動付帯とは、そのクレジットカードを持ってさえいれば、つまり、そのクレジットカードで旅行代金を支払わなくても、自動的に保険がついてくるという、お得なものです。一方、利用付帯とは、文字通り、そのクレジットカードで旅行代金を支払った場合にのみ、保険が適応されるというものです。
例えば、VIASOカードは、NICOSカード発行のVIASOカードと、UFJカード発行のVIASOカードがあります。いずれも、海外旅行保険付帯のクレジットカードですが、NICOSの方のVIASOカードは、自動付帯、つまり、カードの契約者である本人であれば、このクレジットカードで旅行代を支払っていない場合でも、例えば海外で入院するようなことになった場合などにも、保険金が支払われます。一方、UFJのVIASOカードは、利用付帯です。ですから、このクレジットカードで旅行代金を支払った場合のみ、万が一の場合に、保険が適応されることになります。
どうせ、そのカードを持って旅行に行くのだから、自動付帯であろうが、利用付帯であろうが関係ないという人もいるでしょう。自動付帯の方がいいという人もいると思います。その他の利点も含めて、しっかり比較して考える必要があると思います。
年会費無料クレジットカードは最近では、とてもたくさんありますが、目的別に2種類、人気のクレジットカードをご紹介してみたいと思います。
●Yahoo! JAPANカード
特徴:
・年会費は無料。
・ショッピングで利用した分の1パーセントが、Yahoo!ポイントとして還元されます。ショッピング保険がついています。
・VISA、Master Card 加盟店で利用可能です。カードの利用代金に応じたポイントがつきます(カードショッピング100円につき、Yahoo!ポイント1ポイント獲得可能)。
・Yahoo!プレミアム会員、Yahoo!BB会員の場合は、Yahoo!JAPANカードで支払ったYahoo!ウォレットの利用料金100円につき、通常ポイントに加えてもう1ポントが上乗せされます。
・通常のショッピングに加え、Yahoo!ショッピング、Yahoo!共同購入での購入の場合は、別途、商品価格(つまり、税抜き価格)につき1パーセントのポイントがつきます。
※このカードは、ショッピングを主な利用目的とする人に向いたカードであり、特に、Yahoo!プレミアム、または、Yahoo!BB会員にとっては、とてもお得なカードです。
Yahoo!JAPAN カードが、ショッピングに向いているカードであるとしたら、シティクリアカードは、旅行好きな人に向いているカードであると言えるかもしれません。
●シティクリアカード
特徴:
・年会費は無料です。
・このカードは、無料で最高1000万円の国内旅行、海外旅行保険がついていることが特徴です。
・最短1日で発行可能です。
・年間10000ポイント(ショッピングで10万円相当)以上をためると、1ポント0.4円換算でキャッシュバックされます。
クレジットカードでの支払いは、とても便利なものです。しかし、もし、購入した品物が壊れてしまったり、盗難に遭ってしまったとしたら、どうされますか?もちろん、現金で買った場合も、ショックの大きさは同じだと思いますが、クレジットカード支払いにしてあった場合、買った品物は壊れて使えないのに、支払いは後から請求されるということで、ちょっと耐えられないのではないでしょうか。
そのために、クレジットカードには、「ショッピング保険」が付帯されていることがあります。「ショッピング保険」というのは、クレジットカードで支払った品物が、購入してから一定間内に、盗難、紛失、あるいは破損した場合に、補償を受けることができるというものです。
年会費無料クレジットカードの中でも、「シティクリアカード」には、50万円のショッピング補償が付帯されています。ただし、クレジットカードのショッピング保険は、多くの場合、ある程度の免責がありますので、事前に確認しておくことが大事です。
その他、ユニークなのは、楽天のカードです。楽天カードの場合、いわゆるショッピング補償というものは付帯されていません。しかし、楽天カードで支払いをして、楽天ショッピングでオンラインで購入したものに対して、未着であった場合、その料金を請求されないというサービスが付帯しています。もちろん、審査はありますが、オンラインで申し込んでみたものの、その商品が、万一、届かなかったらどうしよう?という不安を抱えている人、ネットショッピングをよく利用するという人には、とても安心できるお得なサービスだと思います。
また、これは国内においても言えることですが、海外でショッピングをしたとき、その品物が、もし破損してしまったり、盗難や火災にあってしまったとしたら、どうすれば良いのでしょうか。そんなときに安心なのが、「ショッピング安心保険」です。例えば、「UCSカード」は、年会費無料クレジットカードのひとつです。そして、このカードには、「ショッピング安心保険」が付帯されています。これは、UCSカードで購入した商品を、1品1事故購入価格5,000~100万円の場合、免責3,000円で、国内外を問わず、破損、盗難、および、火災による損害を補償するというものです。ただし、商品購入から90日間が限度となっています。
手続き方法としては、購入時のレシートを用意して、損害が発生した日から45日間以内に、所定の事故センターへ連絡します。UCSカードの場合は、三井住友海上火災保険が請け負っています。UCSショッピング安心保険は、UCSカード会員全員に適用されます。ただし、食品、めがね、携帯電子機械など、一部、適用外のものもありますので、ご注意ください。また、地震、風水害、置き忘れなど、補償対象とならないケースや、補償とならない品物もあるので、詳しくは、お問い合わせください。
その他、同種の保険としては、楽天カードのように、ネットショッピングにおいて、楽天カードで支払った品物について、未着の場合に、所定の調査の上、請求を取り消してくれるというサービスもあります。前述のUCSカードは、その他に、海外旅行の旅行保険が自動付帯されており、国内旅行の旅行保険についても、利用付帯されています。
年会費無料クレジットカードは、確かに魅力的です。しかし、不正利用をされて、多額の損失をこうむっては、何の得にもなりません。ですから、不正利用などの被害については、保険がちんとついているクレジットカードを選びたいものです。では、クレジットカードには、どのような保険が付帯されているのでしょうか?年会費無料クレジットカードの中で、いくつかのカードについて、ショッピング保険やカード盗難保険について考えてみたいと思います。
●楽天カード
楽天カードは、入会費・年会費無料のクレジットカードです。楽天カードは、ショッピングの保険が充実しているので、ネットショッピングをよく利用するという人には、とてもおすすめのカードです。たとえば、
1.「カード利用お知らせメール」
利用明細書が手元に届く前に、楽天カードの利用をいちはやく確認することができるように、確認メールが送られてきます。万一の不正利用にも備えて、早期発見につながる、安心なサービスと言えます。これは、業界初で、特許を出願中という、楽天カードの売り込み文句のひとつにもなっています。
2.「商品未着安心制度」
楽天市場におけるクレジットカード利用で、商品が、万が一自宅に届かないなどのトラブルが発生したとき、安心のサービスです。そのような場合には、所定の調査によって、請求を取り消してくれるというものです。
3.「ネット不正安心制度」
ネットでの不正に対する安心制度を自動付帯しています。
4.カード盗難保険
カードが不正利用された場合、その損害額を補償するというものです。クレジットカードを紛失、盗難に遭った場合には、即警察に届出をして、カード会社に連絡をすることが必要です。